住宅間取りプラン集”ハウスプラン100”で、快適に暮らす家づくりの間取りを提案する住宅プランネット
親世帯と子世帯が一緒に住まう、同居型の二世帯住宅です。
土地は、三差路の角地という立地条件がいい場所でした。
道路が坂道だったので、登りきってからの玄関入口の構成としています。
また、外観デザインは、片流れ屋根の組み合わせでシンプルなイメージに仕上げています。
外観パース 斜め左から
外観パース 斜め右から
外観パース 三差路から
外観パース もう一方の道路の斜め右から
土地の2方向に道路があるので外からの目線が気になりがちですが、土地が道路より上がっているので外から見られにくく安心です。
外観パース 真上から
親世帯と子世帯が一緒に住まう二世帯住宅です。親世帯のことを考えた間取りに仕上がっています。
平面プラン 1階
玄関から近い和室がご両親のお部屋となっています。将来車椅子になっても困らないように、玄関ホールや水廻り前のホール、トイレを広くしました。
客間として、また奥様のご両親の宿泊部屋として、もう一部屋和室を設けています。ご両親同士の交流ができる場としても一役買いそうです。
今回は、ご両親がお元気とのことでしたので玄関ドアは開き戸タイプにしていますが、車イスで生活をしていらっしゃる方の場合だと、開き戸タイプは開けにくいので引き戸タイプをおすすめします。
平面プラン 2階
子世帯の主寝室には、ウォークインクローゼットがあり、さらに屋根裏収納まであるので、収納力抜群です!
バルコニーは壁で囲まれているので、2方向道路ですが外から見られることがありません。さらに、バルコニーは屋根付きなので、外出中に突然の雨が降っても安心です!
お家の雰囲気は全体的に少し落ち着いた色で統一しています。
リビングにはソファを置かずに過ごす予定とのことでしたので、床は杉もしくは桧など節のある柔らかい足ざわりの良い素材にしました。
内観パース リビング・ダイニング・キッチン
リビング上部に吹き抜けがある開放的な間取り空間です。独立型キッチンではあるものの、ダイニングとのつながりを考え、配膳などがしやすいスムーズな家事動線となっています。
階段下収納は、大きい物用の収納場所と細々した物用の収納場所で空間を分けています。リビングに奥行約45cmの収納スペースがあると随分使い勝手が良くなりますよ。電話やFAX、文房具類や救急セットなど、よく使うものを置いておくと便利です。
また、子世帯が夜寝るのが遅くなっても親世帯の和室の前を通らずに2階へ行けるように、リビング階段としました。親世帯と子世帯の生活リズムが違っても、お互いが気遣えるような間取りの工夫が必要ですね。
内観パース 和室
親世帯の専用部屋。しっとりと落ち着いた雰囲気に仕上げています。床の間は下がり壁を設けないことで、部屋の広さをより広く感じられます。
玄関から近いので、外出先から帰ってきてもすぐに腰を下ろすことができます。また、トイレや洗面所への行き来もしやすいように、和室から近い位置で設置しました。
また、和室の扉は3枚引き戸なのでそれぞれの部屋への動作がしやすく、扉を開けてオープンにしておくことで適度な距離感で家族の気配を感じられます。
内観パース 2階ホール
吹き抜けとのつながりをもった2階ホール。お子さんの勉強スペース、ご家族共有のパソコンスペースなどに使用してもいいですね。
オープンな空間ながらも、集中できる空間になっています。椅子の取り合いになるカモ?!
内観パース 子供部屋
子供部屋は仕切りをつけず、オープンな空間に。
お子さんが小さいうちは家族皆で寝る主寝室として使用し、本来の主審室はご主人様の書斎部屋に、また、お子さんが部屋を欲しがる年齢になれば、壁で仕切りをしたり家具で仕切ったりして2部屋にして使用。
お子さんの成長に合わせて色々な使い方ができますよ。
鳥瞰パース 1階
鳥瞰パース 2階